とうとう五十路になりました ~ いなきち | |||||||||||||||||||||||||
2013.10.01 追記 ふと図鑑を紐解いてみました。 今まで何の疑いも無くホシホウジャクと思い込んでいましたが、1枚目~4枚目は、「ヒメクロホウジャク」のようですね。 思い込みって、怖いなぁ。。。 初めて見た時は、空飛ぶミニチュア怪獣かと思ったホシホウジャク。 以来、その魅力に取り憑かれ、写真に納めるために追いかけっこの毎日・・・と言うのは大嘘です(笑) 写真を撮りたいのは山々ですが、どうにもこうにも上手に撮れません。 なにせこの虫、花から花へとず~~~っと飛び回っており、止まって休むことを知らないのです。 蜜を吸う時でもホバリングしたままなで、しかも同一箇所での滞在時間が大体1秒足らず。 シャッターチャンスが非常に短いのです。 この虫を撮ろうとした場合、長いレンズを使って少し離れて撮るか、超広角レンズで絞り込み、レンズ前数センチまで手を伸ばしてMFで撮るしかありません。 先日、ムキになって追いかけて、なんとかものにできた写真をご覧頂こうかと思います。 レンズは、70-200/F4にx1.7テレコンを噛ませてみました。 何せ高速で飛び回っている虫なので、ファインダに納めるだけで大変です。 いつもは被写界深度の助けを借りる方法で、絞りをF11以上に設定しMFで狙います。 ですが今回は、D4のAFを試してみようと思い立ちました。 AF-Cの中央一点。AFロックオンは切りました。 ピントが合えばめっけもの。 玉砕覚悟の挑戦でした。 ところが・・・思った以上に歩留まりがよろしかったようです。 ![]() ![]() ホシホウジャクを狙う時は、シャッター速度を1/1000~1/1600の間で気分で選びます。 このときは1/1000を選びましたが、実のところ1/1000では高速で動かしている羽根を止めることはできません。 1枚目の写真は、一見羽根が止まっているようにも見えますが、よく見ると微妙にブレています。このようにタイミングで止まって見えることもあるんですね。 もし完全に止めて写したとすると、躍動感が失われてしまいます。 少しぶらした方が、ワタクシ的には好みの写真になるのですね~。 でも、顔はビシッと止めて写したい・・・となると、実際の所はもう少しシャッター速度を上げた方が良いと思います。 ま、気分次第で(笑) ![]() 今回は、小料理屋さんの店先にあるちょっとした花壇で撮らせてもらったのですが、このような場所だと背景を選ぶことができません。 ま、だいたいワタクシが撮る場所は、背景が選べない場所ばかりですけど(笑) 仕方なく背景は考えずに(と言うか、考える余裕無し)撮っていますが、中には偶然良い塩梅で撮れる場合があります。 すぐ上の写真は、軒下の日陰の中、アスファルトに落ちる木漏れ日が綺麗で、ホウジャクの体にちょうど光がスポットライトのように当たってくれました。 ・・・な~んちゃって。 本当言うと、アスファルトの描写が汚かったので、部分補正で黒く落としちゃったんですけどね(爆) まぁ、比較的まともな写真が撮れて満足でした。 ![]() この手の飛び物は、大抵真横から撮るのが定番です。 真横からだと全身にピントが当たるし、背景が抜けていることが多いので、被写体が浮き上がって見えますから。 でも、本当はこのように、こちらに向かってくる写真が迫力があって好きです。 とは言え、滅多に撮れません。 この写真も、ちょっと後ピンでしたが、久しぶりに撮れたので載せちゃいました(笑) ![]() ![]() この2枚は、同じ日の夕方午後5時前、辺りが暗くなり始めた時間に撮りました。 D4得意のISO12800です。 この時間に、F9・1/1250で撮れるなんて・・・バケモノですねぇ。 ノイズはそれなりにありますが、驚くほどディーテイルが豊富です。 最後の写真は、次の花に移るためにロールをかました瞬間が撮れました。 飛行機やヘリコプターと同じ動きなんですね。 腹の構造を見たのは、実は今回が初めて。 珍しいので載せておきますね。 ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-30 22:55
| 昆虫たち
世の中、右を向いても左を向いても、手にしているカメラはニコキャノばかり。 かく言うワタクシも、ソニーからニコンへ鞍替えした口です。 その理由は旧ブログに書いてきましたのでここでは割愛しますが、使っていたソニーのカメラ(α900)が悪かった訳ではありません。 そして、新しく導入したニコンのカメラも、基本性能の優秀さには驚嘆しつつも、実は心からニコンにして良かったとは思っていません。 結局カメラなんて、どのメーカでも似たり寄ったり。良い面もあれば悪い面もある。 いなきち先生(笑)としては、そんな結論に至ったのであります。 そんなわけで、今日は久しぶりにマイクロフォーサーズ機を持ち出しました。 (マイクロ)フォーサーズに興味の無い方は、恐らく一度は耳にしたことがある画質の良さを、全く信じていないのでしょう。 別にオリンパスの肩を持つ訳ではありませんが、良いモノは良い、のであります。 ![]() 上の等倍拡大 ![]() このような写真、アナタのニコキャノで撮れますか? もちろん、手持ちで。 この写真、絞りはF7.1で撮りましたが、2匹のチョウの頭からお尻まで、ほぼ全てにピントが当たっています。 仮にフルサイズ機で同じ結果を得たければ、恐らくF16でもパンフォーカスにはならないと思います。 「フォーサーズはボケないから嫌だ」と良く聞きますが、ワタクシに言わせれば「被写界深度が深いから良い」のであります。 ナゼ皆さん、ボケばかり重視するのでしょうね。 フォーサーズを嫌いなの人たちは、昆虫写真を撮ったことがないのかしら? ま、食わず嫌いだと思いますケド。。。 ちなみにツインフラッシュを使った理由ですが、陽が低い夕方の順光でしたので、ワタクシの影が被写体を覆ってしまったからです。 ブレ防止のためではありませんよ~。 ![]() 上にも書きましたが、「フォーサーズはボケにくい」と言う人が後を絶ちません。 これ、ある意味正しいのですが、正しい意味を理解していない人がたくさんいらっしゃいます。 今日使用したレンズは60ミリマクロですが、焦点距離をフルサイズに換算すると120ミリのマクロレンズに相当します。 このことは、フルサイズに120ミリのレンズを付けて撮ったのと同じ画角が得られる、と言う事です。 そして、「フルサイズ+120ミリと比べると、(マイクロ)フォーサーズ+60ミリはボケにくい」のです。 でも、「フルサイズ+60ミリ」とは、ボケ量は全く同じなんです。 そりゃそうです、センサーフォーマットに関係なく、「60ミリは60ミリ」なんですから(笑) と言う事で、ボケを重視した写真だって、ちゃんと撮れるのですよ。 ![]() ![]() とにかく、レンズを含めたシステムとしての画質が素晴らしい、と思うのです。 特に解像度に関しては、D4+シグマ150マクロより断然上だと感じます。 D800/D800E相手だとどうなのか、ちょっと気になるところですが(笑) まぁこれも、被写界深度の深さによってシャープに見えることがあるとは思います。 でも、小さなセンサーで驚くべき画質だと思いますよ~。 ![]() ![]() オシロイバナの写真なんて、シベの構造がハッキリ分かるのに、絞りは何と、F5.6ですよ! これはマクロ好きには、本当に有り難い話しです。 改めて(マイクロ)フォーサーズの良さを認識したところで、さて、E-M1をどうするか・・・ 欲しい。強烈に欲しい。(笑) しかし、金が無い(爆) 実のところ、D7100を売り払って手に入れようかなとも思っているのですが、まだ踏ん切りがつきません。 ま、フォトンさんの詳細なレビューを待ってからでも遅くないかな~。 ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-29 21:13
| 昆虫たち
ニコン用の望遠レンズは、今のところ純正の70-200/4しか持っていません。 これにx1.7テレコンを噛ましても、D4だと焦点距離は340mmにしかなりません。 これから寒くなり、マクロ撮影の被写体に苦労するようになると、がぜん鳥を狙いたくなってきます。 D7100で撮れば、このレンズでもかなり望遠側にシフトできますが、やはり高感度に強いD4で撮りたい・・・ワタクシの好感度もD4の方が高いし(笑) となると、ええ、長いモノが欲しくなりますね~。 サンヨンあたりが現実的でしょうが、早くVR付きが出て欲しいですね。 とりあえず今日は、近所でアオサギ君に遊んでもらいました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 高感度に強いD4だと、飛んでいる鳥を見つけた時とっさに撮るために、あらかじめマニュアルで絞りをF8、シャッター速度を1/1600にしておき、ISOオートで露出を合わせることができます。 被写体ごとにシャッター速度やISO感度を決める必要がないので、これは大変便利です。 思ったより高感度に弱い(と感じている)D7100には、ちょっとできない芸当でしょうか。 ![]() ![]() 久しぶりにホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)を見かけました。 以前は巴川本流を下ったところに大きなコロニーがあったのですが、開発のために木が伐採されてしまい、それ以来あまり見ることがなかったのです。 この写真を撮った場所では今までゴイサギは見かけたことがありません。 こちらで新たなコロニーを作ってくれるといいのですが。。。 ![]() ![]() 上のチョウは「メスグロヒョウモン」のオスです。 時々見かけるチョウですが、実は今までメスを見たことが無いのですよ。 メスはその名前の通り、オスと全く違った黒い色をしているのです。 いずれは写真に納めてみたいと思っています。 数日前、slowさんのブログへ「ヒガンバナには毒があるからチョウが寄りつかない」とコメントを入れたのですが、そのレスで「クロアゲハは見かける」と頂きました。 そのお話しの通り、アゲハチョウが盛んに蜜を吸っていました。 別に毒は無いのかも知れませんね(爆) ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-28 21:43
少し昔の話になりますが、お聞き下さい。 あれは1年ほど前の話しでしょうか。 いつもの散歩コースをカメラ片手に家内とぶらぶら歩いていると、顔見知りのお母さんに声を掛けられました。 齢の頃六十手前でしょうか。ワタクシより少し先輩です。 このお母さんが家の前で育てている花がありまして、何度か撮らせていただいている内に自然と話しをするようになったのですが、立ち話程度で特に親しい間柄ではありません。会釈で済ませることも何度かありました。 ところが、この日は違いました。 ワタクシの顔を見るなりすっ飛んできて、開口一番、次のようなお言葉が・・・ 「先生、この写真を見て下さい!」 と言いながら、少し古いフィルムプリントを差し出します。 せ、先生? 思わず腰を抜かしそうになりました。 呆気にとられつつも何とか体制を立て直し話しを伺うと、押し入れだか何やらを整理していたら、亡くなったお父上が撮られた写真が出てきたとか。 そこで、いつもカメラを持ってぶらぶらしているワタクシに見せて感想を聞きたかった、と。 聞かれたワタクシは、実に複雑な心境。 恐らくカメラになど何の興味もない田舎のお母ちゃんでしょうから、 「でかいカメラ(確か、α900だったかと)を持っているところを見ると、きっとプロなんだろう。そう言えば平日の昼間からぶらぶらしているなんて、きっと写真が商売に違いない。」 そう思ったのでしょうね。 いくらワタクシが「プロでは無い、写真は全くの素人」と謙遜、と言うか事実(笑)を話しても、「そんなことは無い」と、一体どこから来るのか不思議な自信でもって、一向に取り合ってくれません。 ぐいぐいと写真を押しつけてこられるので、とりあえず何か言わなければいけません。 おもむろに咳払いして話し出すワタクシ。 「おぉ、なかなか素晴らしい作品ですね。 この花は撮るのが難しいのですよ。 これは私より数段上の実力。 とても私ごときが批評するなど、おこがましくてできません。」 ・・・こう言うしかないでしょう、実際の所。 他にどんな気の利いた台詞が思いつくのか、教えて欲しいくらいです。 それを聞いたお母ちゃん、大喜びの大満足。 「死んだお父さんはそれほど写真が好きじゃ無かったのに、やっぱり才能あったんだねぇ。」 などと、果てしなく話しが続きました。 きっと嬉しそうな顔をされていたのだと思いますが、ワタクシは恥ずかしさのあまりその場を逃げ出したくてたまらず、話しの内容は上の空でした。 ひとしきりマシンガントークが終わった後、やっと開放してくれました。 それではまた、とお別れし、家内と連れだって歩き出したのですが、ここで家内の一言がトドメになりました。 耳元で、「〇〇せんせぇ~♥」 (〇〇はワタクシの名前) ・・・殺意が湧いた瞬間でした。 これ以来、この家の前は通りづらくなり、遠回りするか、そそくさと小走りで抜けることにしています。 ![]() なぜこんな話しをしようと思ったかと言いますと、今日受け取った郵便の中に、敬称が「様」では無く「先生」になっていたものがあったからです。 その理由はすぐに分かった(ちょっとした誤解)ものの、面白くも恥ずかしい思い出が蘇ったので、ブログのネタにしてみたのでした。 ちなみに、見せられた写真は、ネガで撮られたピンクの花だったことは覚えています。 でも、何の花か、そしてどんな写真だったかは、全く覚えていません。 その時のワタクシは、余程困惑して上の空だったからでしょうね(笑) ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-25 23:31
| 昆虫たち
ツインフラッシュは、マクロ撮影-特に昆虫の撮影時に大活躍します。 いえ、正確には「するはず」です(笑) 大分慣れてきたとは言え、未だに使いこなしが難しく、試行錯誤の毎日です。 ![]() ワタクシが昆虫を撮る場合、基本的には絞り込んで撮りたいタイプです。 たとえ回折現象による小絞りボケがあったとしても、写真をパッと見た時の印象を重視しているからです。 小さな昆虫のマクロ撮影では、被写界深度は0.1mmでも余計に欲しいのです。 ただし、このように絞り込んで撮った場合は、等倍に拡大するとかなりの像の乱れが認められます。 シャープネスがかなり犠牲になっている感じですね。 ![]() ![]() ニコン機の絞りは実絞り表示ですので、上の写真のように等倍域で撮った場合の被写界深度計算用の絞り値は2段落ち、即ちF16です。 D7100は解像度番長だと思いますが、小絞りボケはF8位から始まってしまいます。 このあたり、仕方が無いとは思いますが、今流行のソフト側処理でなんとかならないのでしょうか? また、すぐ上の写真のハイライトになっている葉の表面が、虹色に輝いています。 これは(少なくとも今までは)D4では経験していません。 ローパスレスの影響なのか、画素数増加による弊害なのか、はたまた仕方が無いことなのかは不明ですが、ワタクシ的には少し気になるところです。 ![]() ツインフラッシュ本来の使い方は、この写真のような無影撮影ができることだと思います。 よく見ると、テントウムシの下側左右に、うっすらと影ができていますが、フラッシュの調整をすれば、これ以上目立たなくすることも可能だと思います。 ところで、これは失敗写真です。 黄色のシベまで被写界深度に入る計算でしたが、ご覧の通り甚だしい読み違いです。 そもそも、ピント位置が葉の表面になっていますから、ダメダメでしたね。 マクロ撮影では、こんなのばっかりです(笑) ![]() この写真は、フラッシュの発光位置を変えて、あえて影を出してみました。 被写体に向かって右側のフラッシュを上斜め45度から、左側のフラッシュは調光補正で微細発光させました。 無影撮影も魅力的ですが、ややもすると図鑑的な写真になるため、やはりある程度の影はあった方が自然だし立体感が出ますね。 ちなみに、クリップオンフラッシュを使用すると、真上からの直射光のため影が強く出て、少々鬱陶しい印象になると思います。 ![]() この写真のように、影が落ちない状況で少し離れて撮る場合、クリップオンフラッシュと結果はほとんど変わりません。 150ミリマクロのように長焦点レンズの場合は、レンズの鏡胴でフラッシュ光が蹴られる心配もないので、クリップオンフラッシュを使用した方が設定が簡単ですね。 ![]() ![]() もちろん、花の写真でも使うことができます。 上側の写真は、日陰に咲いていた白い花のシズル感を出したかったので、フラッシュ光を花びらの表面で反射させてみました。 また、シベにほんのわずかな影ができていて、これが立体感を感じさせていると思います。 対して下側の写真は、背景を通常より暗く落としたかったため、フラッシュ撮影を試みました。 D7100やD4では、フラッシュを使う場合のカスタムセッティングで、フラッシュ光と背景の露出を別々に制御することができるのです。(e4フラッシュ撮影時の露出補正) これを使うと、このように暗い背景の中に浮かび上がるような花をイメージした写真を撮ることができます。 ・・・まぁ、普通に撮って後処理で画作りしても良いんですけどね(笑) ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-25 00:43
| 昆虫たち
昨日のナイト・ズーの疲れが出たのか、今日は昼前まで寝てしまいました。 朝食券昼食を食べ、一服したらもう午後2時半。 今日は家でゆっくりしようかとも思いましたが、なんとなく気分をすっきりさせたくて、マクロレンズだけを持って近所を一周してきました。 ![]() アオスジアゲハは良く目にするものの、まともに撮影できるのは希です。 滅多に花には止まらない(ホント、なぜなんでしょうか?)からです。 ところが、たまにこのように地面を給水している場面に出くわすことがあり、この場合はゆっくり撮ることが出来ます。 慎重に近寄れば、かなりの距離まで近づくことができます。 今日は、幸先良いスタートでした。 ![]() 名前が分からない虫を発見。 葉の下側に隠れるようにじっとしていました。 ツインフラッシュ・R1C1を取り出して、光を補おうとしたのですが、なぜだか発光してくれません。 その場で色々設定を見直したのですが、どうしても発光せず・・・壊れたのでしょうか。 諦めてその場を去りましたが、しばらくして原因が判明。 なんと、内蔵フラッシュをポップアップしていませんでした(汗) これじゃあ発光する訳がありませんね(爆) ![]() ![]() 今日はカマキリをよく見かけました。 カマキリは体が細長く、どこをどのように切り取るか、いつも悩みます。 どのように撮っても、収まりが悪く感じて、未だに納得のいく写真が撮れません。 ![]() ![]() クモがアオバハゴロモを、ドロバチが何かの幼虫を補食している場面に出会いました。 動画も撮ったのですが、間違えて消してしまいました(涙) ![]() シジミちゃん、やはり可愛いですね~。 太くてぼうぼうの髭があるのは、ご愛敬でしょうか(笑) ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-22 20:32
| 昆虫たち
今日は夕方から、日本平動物園のナイト・ズーに行ってきました。 いやはやもの凄い人出のせいでじっくり動物を観察することもできず、ちょっと期待外れではありましたが、一応D4を持って行ったので、高感度で撮った拙作をご覧頂こうかと思います。 ![]() まずはISO1000。 D4にとっては、高感度ではありません。 等倍で鑑賞しても、全くノイズは感じません。 シャープネスも充分。後処理でシャープネスを掛ける必要もありませんね。 ![]() 続いて、ISO2500。 昼間でしたらこの感度でもノイズの問題は全く無いのですが、暗い所を撮ったので、ごくごく少しだけノイズを感じますね。 色合いは、限りなく実際に近いと思います。 ![]() 大幅に感度を上げて、ISO9000で撮ってみました。 この感度になると、RAWではカラーノイズが出始めるので、後処理が必要になってきます。(ノイズリダクション:標準で撮ったJPEGでは、カラーノイズ/輝度ノイズとも、うまく抑えられているようです。) しかし、ほぼ単一光源の場所だったせいか、色転びや色被りは感じません。 そのせいで、とても高感度で撮った写真には見えません。 本当にこの表現力には驚きますね。 さて、それではお待ちかねのISO12800です。 ![]() ![]() う~ん、一見して違和感のある写真ですね。 特に下の写真の色合いがおかしい。空の色なんて、いかにも高感度で撮りました、と言う色をしています。 また、この通り色々な光源があるので、色合いに統一性がありません。 でも、全体的には大健闘していると思います。 中央上部を等倍に拡大して見ました。 ![]() いかがでしょうか? 色々と後処理はしましたが、これはもう驚きの解像度と言ってよろしいかと。 それにしても、シグマの35/1.4はスゴイ! こんな悪条件の中、開放近くで撮っても、点光源がちゃんと点に写ります。 本当に素晴らしいレンズですね。 ![]() この毛並みの再現力、これまた驚きです。 もちろんそれなりにノイジーではありますが、そのノイズが解像感を増しているようにも思えます。 そのせいか、後処理で下手にノイズを消すと、あまり良い結果が得られないと感じました。 ![]() 駅前の人気が無い暗闇にいた子ネコ。 動物園からの帰りがけに見つけました。 撮影時間は、19時38分。 周りにはたくさんのノラがいましたが、他の子は早々に逃げたものの、この子は子ネコだったせいか、逃げずに興味津々な目でこちらの接近を許してくれました。 こちらの画像はJPEGです。 後処理で、少し色合いやコントラストを修正してあります。 ため息が出るほど素晴らしい画質です。 拡大するとノイズは目立ちますが、そうしなければとても夜間に撮った写真とは思えません。 これだけの画質が得られるなら、バカ高い値段にも納得です。 いや、納得したいな~。 何としても納得したいなぁ。。。 無理して分不相応なカメラを買った身としては、死んでも納得しなければならんのですよ(爆) ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-22 00:41
| 動物たち
皆さんがあまりにも月の写真を撮られているので、ワタクシも先ほどベランダから撮ってみました。 面倒くさいので、当然手持ち(笑) ろくな写真が撮れませんでしたが、ふと気が付くと変なモノが写り込んでいます。 ![]() 連続して撮った中の、続きの2枚です。(かなり拡大してあります) 何が変わっているかわかりますか? 大クレーターの右上、左側の写真には黒い写り込みがありますが、右側にはありません。 両方の写真の時間差は、EXIF上で1秒。。。 左側の写真の1秒前に撮ったカットには、この写り込みはありません。 もちろん、何も細工はしておりません。 う~む・・・これは一体何であろうか??? 鳥や飛行機が光軸を横切ったんでしょうか。 いや、それなら連続したカットに映り込んでいるはず・・・ それとも・・・ どなたか同じ時間に撮られた方はいませんかねぇ。 ちなみに撮影時間は、9/20 23:33:24 です。 いや・・・これ追求するのは止めておきましょう。 CIAあたりに拉致されてはいけませんから(爆) ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-20 00:32
| その他
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gにエクステンションチューブを噛ませ、マクロ撮影に臨みました。 ![]() ![]() ![]() ご覧の通り、なかなかの写りが得られました。 シベのクローズアップでは、マクロレンズに比べると今一つ詳細な描写は得られませんが、それでもこれだけ写るのは、相当にレンズの性能が良いのだと思います。 ![]() ![]() ![]() 虫の顔をアップで撮ってみましたが、厳しい目で見ると少し描写が乱れているように思えます。 このあたりはピント精度の問題もあるので、ハッキリとは言えませんが・・・ ま、それも等倍鑑賞した場合の話しなので、通常サイズでの鑑賞やプリントでは、問題無い写りだと思います。 昆虫にここまで(レンズ前10センチ以内)接近できるのは、それほど無いことなので、わざわざエクステと組み合わせて撮る必要があるかと言われると・・・無いな~(笑) 素直にマクロレズを使いましょう(爆) エクステはピント合わせが困難で神経を使うため、それほどたくさん写真が撮れません。 気力と体力が持たないのです(笑) と言うことで、これにて終了です。 最後にエクステ無しの写真をご覧頂こうと思います。 ![]() ![]() 2枚上の写真は、恐らくニコンの素の色です。 綺麗でクリアなのですが、ワタクシやフォトンさんにとってはどうにも納得いかない色です。 どちらかと言うと、女性的な色合いでしょうか。 対して最後の写真は、強い逆光が当たっていたので、荒々しくやや男性的に仕上げてみました。 皆さんはどちらが好みですか? ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-18 22:22
| 路傍の花
ニコン機の新規導入で、期待していたことの一つにAF-Cの性能があります。 以前使っていたオリとかソニーとかでは、AF-Cはほとんど使ったことがありません。 ワタクシの腕前では、全く使い物にならなかったからです。(上手に使いこなしていた人も、わずかながら知っています) さて、機材で腕前をカバーすることができるのか・・・ ![]() ![]() おあつらえ向きに、クロアゲハが飛んできました。 早速カメラをAF-C+シングルサーボに設定して、最短撮影距離付近で狙いましたが・・・ き、厳しいぃ~。 AF-Cどころの話しでは無く、選択した1点のAFポイントにチョウの目を納めるのが非常に厳しかったです。 チョウがちょこまか動くのに加え、風もそこそこ吹いていましたから・・・ 注目の合焦確率は・・・よく分かりません(爆) と言うのは、少々シャッター速度が遅かったようで、微妙な被写体ブレにより合焦判断が付きにくくなっているからです。 また、テレコンを噛ましたせいか、合焦部のシャープネスが失われているようにも思えます。 このテレコンは大変優秀だと思いますが、どうも最短撮影距離付近では、画質の劣化-特にフレアっぽい描写が見られるようですね。(ある程度距離が離れると、途端に写りが良くなります) と言うことで、判断はお預けです。 ![]() ![]() ![]() 次に、鳥を狙ってみました。 と言っても、あまり鳥に出会わなかったのですが・・・ それでも探しに探して、やっと飛んでいるイソシギ(だと思う)とアオサギを見つけました。 イソシギは51点ダイナミックで、アオサギは21点に設定して連射開始。 イソシギの方はちょうど転回する所でしたので、かなり難易度は低かったと思います。 合焦確率はかなり高く、7カット中5カットがジャスピンと判断できました。 被写体まで約30メートルほど距離があり、しかも背景は川面。 AFにとっては楽な条件だったようですね。 一方サギの方は、飛びながら遠ざかる子を18カット連続で撮ったのですが、実際に使用したAFポイントを表示出来るViewNXを使って調べたところ、 ・サギの体のどこかにピントが当たっていたのが9枚 ・AFポイントが外れていたのが7枚(内1枚は、大きく外していました) ・AFポイントが表示されていなかったのが2枚(恐らく、被写体をロストしたと言うことかと・・・) という結果でした。 サギの体は大きいので、もう少し張り付くように追従するかと思っていましたが、ちょっと残念な結果でした。 ちなみに、全部のカットが中央のAFポイントと被写体が重なっていたので、ワタクシの腕では無いような気がします・・・自信ないけど(爆) さて、お次は少し変わったモノに挑戦してみました。 ターゲットは、「空を飛ぶ魚」。と言ってもトビウオじゃありません。 巴川に星の数ほど生息している、ボラのジャンプを狙ってみました。 以前もE-3で挑戦したことがありますが、その時は惨敗したんですよね。 ボラのジャンプは気まぐれで、どこでジャンプするのかわかりません。 ただ、一回ジャンプすると続けてもう一度ジャンプすることが多いので、当たりを付けて置きピン気味に待っているのですが、そうそう思い通りには行きません。 ジャンプしそうな場所をファインダで探しながら、ジャンプが始まった瞬間にレンズを振ってAFを開始しシャッターを押すのですが、滞空時間は長くても1秒無いので、ファインダで捉えるだけでも至難の業です。 ![]() 被写体が遠くだと、撮るのはそれほど難しくありません。 21点ダイナミックを使用しましたが、51点でも大丈夫だったと思います。 でも・・・トリミング無しでもう少し大きく撮りたいですよね。 ![]() ![]() 何となくコツみたいなものが掴めてきて、オッケーカットが増えてきました。 とは言え、歩留まりはやはりよくありません。 1回のジャンプでは、3連写するのが精一杯です。 その内、空中で捉えられるのが1枚か2枚。 最後の一枚は、着水後の水しぶきばかりが写っていました。 10連射が効くD4の出番だったかも知れませんね。 ![]() この写真が、今回のベストショットです。 偶然体表で光が反射して、なかなか趣のある写真になったと思います。 カメラには過酷な条件でしたが、ワタクシの腕の悪さを考えると、結果的に驚くほど成果が上がりました。 さすがはニコン、素晴らしい!と言って宜しいかと思います。 が、しかし・・・オッケーカットのほとんどが、水しぶきにフォーカスを合わせていたようなんです(笑) きっと、水しぶきの反射に反応したんでしょうね。 たまたま被写界深度に救われたようで、これは果たして素晴らしいのかどうか・・・ でも、AFが背景に抜けず水しぶきに合うなんて、これはこれで驚愕の事実かと思います。 やっぱりニコンのAFは素晴らしいって事で、良しと致しましょう(笑) ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ ***************************************************************** ▲
by inakichi88
| 2013-09-17 22:36
| 巴川散歩
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