とうとう五十路になりました ~ いなきち | |||||
ここのところワタクシの D4 が、何とな~く不調です。 まず、AF の初動が遅くなり、精度も少し落ちている感じです。 手ブレ補正の効きも、以前と比べてイマイチ・・・なような気がします。 そして何より、MF でジャスピンを得るのが難しくなりました。 AF や手ブレ補正に関しては、カメラとレンズ双方の接点を無水エタノールでフキフキしましたが、依然として改善されません。 AF センサーが汚れているんじゃないかと疑って、できる限りの掃除をしようとしたのですが、ミラーアップするとそれらしきものが見えるものの、素人の手に負えるものではなさそうで、ブロワで一拭きして止めにしました。 MF でのピント合わせは、基本的にワタクシの技量の問題ですが、どうも もし 相変わらず、センサーダストが凄いことになっていますし(怒) 最近、カメラを持って出かける時に、レンズの選択に悩みます。 シグマの150マクロにしようか、タムロンの SP90 にしようか・・・毎回毎回なかなか決められません。 より軽い SP90 の方に気持ちが傾くのですが、昆虫を撮るには、より焦点距離が長い150マクロの方が、使い勝手に優れています。 一方、花を撮るには、よりボケ味に優れる SP90 の方がよろしいし・・・ まぁ、その時々の気分で、持ち出すレンズを選んでいます。 ちなみに、両方持ち出すことは、全く考えていません。 花と昆虫で使い分けるのは良い考えのようにも思えますが、なるべく荷物を減らしてフットワークを軽くしたいのに、マクロレンズを2本も持ったら、望遠系や広角系など、他のレンズを持っていけませんから。 昆虫にはシグマ150マクロの方が良いと書きましたが、スペック的にはタムロン SP90 の方が優れている点もあります。 150マクロは最大絞りが F22 なのに対し、SP90 は F32 までと、さらに1段絞れます。 また、当然 SP90 の方が被写界深度が深いため、昆虫相手のクローズアップでは有利に働きます。 上の写真の中で、マルカメムシは F18(実効絞り:F32)、梅の実は最大絞りである F32(実効絞り:F57!)で撮りましたが、画質的な問題はあまり感じず、絞った時の破綻の少なさには、素晴らしいマクロレンズだと思わずにはいられません。 ただ、やはり昆虫相手に近づいて撮るのは難しい場合も多いので、エクステを付けて倍率を上げる作戦がなかなか有効です。 色々と試しましたが、20mmのチューブを付けるのが一番無理なくワーキングディスタンスを稼ぐことができそうです。 もちろん、エクステを付ければ被写体から離れて撮れなくなるので、90mmのマクロレンズが得意としている背景を入れた花写真は撮れません。 普段はエクステを外しておいて、昆虫を撮る時にエクステを付ける、ってのが、SP90 を持ち出す時のお作法になりそうです。 ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ *****************************************************************
by inakichi88
| 2015-04-29 23:51
| 路傍の花
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