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とうとう五十路になりました ~ いなきち

大発見! アブラムシサイズの猿!!

ある日ワタクシは、バイパス脇の側道で、いつものように昆虫を探しておりました。

この日の狙いはテントウムシ。
アブラムシが好物なので、彼らが集まる植物を見て回っていると、ナナホシテントウが目に入りました。
ちょうどお食事中で、しかも、かなり撮りやすいアングル。
これはイタダキです。
パチリ、とな。

家に帰ってパソコンで見ると・・・

うわぁ!ビックリ!!
な、な、なんと、極小の猿が、クモの糸から逆さまにぶら下がっているではありませんか。
そのサイズ、近くにいるアブラムシより小さく、しかも頭からもう一本手が出ています。
なんじゃ~、こりゃぁ。。。

それでは、世紀の大発見画像をご覧下さい。
覚悟はよろしいですか?


大発見! アブラムシサイズの猿!!_e0308416_21493839.jpg
 【下野東】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II / F32(F45)・1/125 / ISO2500 / NIKON SB-910 / RAW


・・・失礼致しました。

では気を取り直して、久しぶりにD4で撮った昆虫マクロをご覧頂きましょうか。
いずれもノートリです。

X-T1は、ちょっとお休みで~す。


大発見! アブラムシサイズの猿!!_e0308416_215345100.jpg
 【下野東】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II / F23(F32)・1/160 / ISO1000 / NIKON SB-910 / RAW

大発見! アブラムシサイズの猿!!_e0308416_21534875.jpg
 【下野東】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II / F32(F45)・1/160 / ISO1250 / NIKON SB-910 / RAW

ニコンの純正105マクロは、X1.4テレコンを付けてもこの通り。
少々設計が古いようですが、なかなかどうして、素晴らしい写りですね。
少しでも大きく写したい小型昆虫の場合は、テレコンを付けても画質が損なわれないのは大きなアドバンテージです。


対して、ワタクシのマクロ撮影のメインレンズである、シグマの150マクロ。
これは銘玉です。
それほど人気が無いのが不思議です。
こちらは、撮影倍率を稼ぐために、キャノンのクローズアップレンズ・500Dを付けて見ました。


大発見! アブラムシサイズの猿!!_e0308416_2212284.jpg
 【八坂西】 NIKON D4 / SIGMA 150mm F2.8 MACRO EX DG OS HSM + CANON 500D / F25・1/160 / ISO3200 / NIKON R1C1 / ISO3200 / RAW

成虫になり立てのナナホシ君。
手前にある黒い物体は、サナギの抜け殻です。
この写真は、昨日の午後3時に撮ったのですが、きっと午前中に羽化したのでしょう。紋が現れています。
昨日は寒かったので、夕方近くになってもまだ羽が乾ききっていないようでした。


大発見! アブラムシサイズの猿!!_e0308416_2295432.jpg
 【八坂北】 NIKON D4 / SIGMA 150mm F2.8 MACRO EX DG OS HSM + CANON 500D / F21(F36)・1/160 / ISO2500 / NIKON R1C1 / ISO3200 / RAW

ハバチの仲間だと思うのですが、この手のハチは種類が多く、さっぱり同定できません。
左側にはアリも写っています。
良いタイミングで撮ることができたのですが、絞り足りなかったせいで、アリはちょっとアウトフォーカスでした。
残念っ。


大発見! アブラムシサイズの猿!!_e0308416_22285039.jpg
 【八坂北】 NIKON D4 / SIGMA 150mm F2.8 MACRO EX DG OS HSM + CANON 500D / F18(F32)・1/160 / ISO3200 / NIKON R1C1 / ISO3200 / RAW

ミナミアオカメムシです(多分)。
比較的大きな昆虫ですが、こんなに大きく写っても、まだ最短撮影距離まで余裕があります。
クローズアップレンズの威力は抜群ですね。
画質も極めてシャープなので、シグマ150マクロに常時付けっぱなしで良いかも知れません。

慌てて撮ったので、設定を考えている余裕がなかったのですが、このように全面にフラッシュ光が当たる場合は、完全にフラッシュ光だけで露光できるので、フラッシュ光が当たらない背景の露出を、感度で制御する必要がなかったですね。
要するに、もっと感度を下げることができたと言うことで、後から後悔しています。


大発見! アブラムシサイズの猿!!_e0308416_2236443.jpg
 【八坂北】 NIKON D4 / SIGMA 150mm F2.8 MACRO EX DG OS HSM + CANON 500D / F20(F36)・1/160 / ISO3200 / NIKON R1C1 / ISO2500 / RAW

この辺りではあまり見かけない、ヒメカメノコテントウ。
出会えてちょっと嬉しかったです。
いつもナナホシやナミテントウばかりでは、つまらないですからね(笑)


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by inakichi88 | 2014-04-21 22:39 | 昆虫たち
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