とうとう五十路になりました ~ いなきち | |||||
2013.10.01 追記 ふと図鑑を紐解いてみました。 今まで何の疑いも無くホシホウジャクと思い込んでいましたが、1枚目~4枚目は、「ヒメクロホウジャク」のようですね。 思い込みって、怖いなぁ。。。 初めて見た時は、空飛ぶミニチュア怪獣かと思ったホシホウジャク。 以来、その魅力に取り憑かれ、写真に納めるために追いかけっこの毎日・・・と言うのは大嘘です(笑) 写真を撮りたいのは山々ですが、どうにもこうにも上手に撮れません。 なにせこの虫、花から花へとず~~~っと飛び回っており、止まって休むことを知らないのです。 蜜を吸う時でもホバリングしたままなで、しかも同一箇所での滞在時間が大体1秒足らず。 シャッターチャンスが非常に短いのです。 この虫を撮ろうとした場合、長いレンズを使って少し離れて撮るか、超広角レンズで絞り込み、レンズ前数センチまで手を伸ばしてMFで撮るしかありません。 先日、ムキになって追いかけて、なんとかものにできた写真をご覧頂こうかと思います。 レンズは、70-200/F4にx1.7テレコンを噛ませてみました。 何せ高速で飛び回っている虫なので、ファインダに納めるだけで大変です。 いつもは被写界深度の助けを借りる方法で、絞りをF11以上に設定しMFで狙います。 ですが今回は、D4のAFを試してみようと思い立ちました。 AF-Cの中央一点。AFロックオンは切りました。 ピントが合えばめっけもの。 玉砕覚悟の挑戦でした。 ところが・・・思った以上に歩留まりがよろしかったようです。 ホシホウジャクを狙う時は、シャッター速度を1/1000~1/1600の間で気分で選びます。 このときは1/1000を選びましたが、実のところ1/1000では高速で動かしている羽根を止めることはできません。 1枚目の写真は、一見羽根が止まっているようにも見えますが、よく見ると微妙にブレています。このようにタイミングで止まって見えることもあるんですね。 もし完全に止めて写したとすると、躍動感が失われてしまいます。 少しぶらした方が、ワタクシ的には好みの写真になるのですね~。 でも、顔はビシッと止めて写したい・・・となると、実際の所はもう少しシャッター速度を上げた方が良いと思います。 ま、気分次第で(笑) 今回は、小料理屋さんの店先にあるちょっとした花壇で撮らせてもらったのですが、このような場所だと背景を選ぶことができません。 ま、だいたいワタクシが撮る場所は、背景が選べない場所ばかりですけど(笑) 仕方なく背景は考えずに(と言うか、考える余裕無し)撮っていますが、中には偶然良い塩梅で撮れる場合があります。 すぐ上の写真は、軒下の日陰の中、アスファルトに落ちる木漏れ日が綺麗で、ホウジャクの体にちょうど光がスポットライトのように当たってくれました。 ・・・な~んちゃって。 本当言うと、アスファルトの描写が汚かったので、部分補正で黒く落としちゃったんですけどね(爆) まぁ、比較的まともな写真が撮れて満足でした。 この手の飛び物は、大抵真横から撮るのが定番です。 真横からだと全身にピントが当たるし、背景が抜けていることが多いので、被写体が浮き上がって見えますから。 でも、本当はこのように、こちらに向かってくる写真が迫力があって好きです。 とは言え、滅多に撮れません。 この写真も、ちょっと後ピンでしたが、久しぶりに撮れたので載せちゃいました(笑) この2枚は、同じ日の夕方午後5時前、辺りが暗くなり始めた時間に撮りました。 D4得意のISO12800です。 この時間に、F9・1/1250で撮れるなんて・・・バケモノですねぇ。 ノイズはそれなりにありますが、驚くほどディーテイルが豊富です。 最後の写真は、次の花に移るためにロールをかました瞬間が撮れました。 飛行機やヘリコプターと同じ動きなんですね。 腹の構造を見たのは、実は今回が初めて。 珍しいので載せておきますね。 ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ *****************************************************************
by inakichi88
| 2013-09-30 22:55
| 昆虫たち
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