とうとう五十路になりました ~ いなきち

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リハビリ

夏バテ、なんでしょうか。
ここのところ身体がだるく、全然写真を撮る気になれません。
だるさだけでなく、何と言うか、体温調節がうまくいかず、体内に蓄えられた熱が逃げない感じです。
手のひらとか足の裏とか、身体の末端部がほてった感じがずっと続いていて、仕事に支障はないものの、休みの日に外へ出て写真を撮ることが、億劫でたまらないのです。

まぁ、別に写真を撮らなくても生きていけますから構いませんが(笑)、このまま家にこもってばかりでは精神的によろしくないかと思い、またぞろレンズを買ってみました。
買ったのは、X-T1用の標準ズーム XF 16-55mm F2.8 R LM WR です。

言い訳に聞こえるかも知れませんが、それほど欲しいレンズではなかったのですよ。
ただ、他に欲しいレンズが無いので、リハビリのために必要だっただけなんです(爆)
1万円のキャッシュバックもありますしね~。

で、昨日から旅に出た、と。

まずは、磐田市にある竜洋昆虫自然観察公園に寄ってみました。
狙いは、まだ見たことが無いチョウトンボです。

D4 を持って行くか悩みましたが、X-T1 だけでどこまで撮れるか試したくて、結局持って行きませんでした。
さて、X-T1 だけでどこまで昆虫を写せるのか・・・
楽しみ、ではなく、不安を覚えながらの出発でした。


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【竜洋昆虫自然観察公園】 FUJIFILM X-T1 / XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR / F5 AE(-0.3) / ISO200 / JPEG(PROVIA)


ええ、一応撮れましたよ、チョウトンボ。
翅の色も綺麗に出ていて満足・・・できないっつ~の!!
恐れていたとおり、もう嫌になるほど AF が思ったところに当たらないのです。

この時撮った写真の合焦率がどの程度かというと、次の PCキャプチャ画面を見て頂ければ一目瞭然かと。

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ちょっと見にくいかも知れませんが、うっすらグレーアウトしているのが合焦していないカットです。
これ以外にも、その場で消去したカットもありますから、恐るべき非合焦率です。

このような背景が離れたカットで、黒っぽいトンボに AF が当たらずピンが背景に抜けるなんて、ちょっと使い物になりません。
AF スポットの大きさを変えても、結果は似たようなもの。
こりゃダメですわ。

そもそも、絞り開放時のセンサー出力を表示する EVF では、直前に撮影した被写体と距離が違うものを狙う場合、ファインダを覗いたとき被写体がボケて写ることがあります。
そのボケた状態で被写体にフォーカスポイントを合わせようとしても、被写体から微妙にずれしまうこともあり、そうすると AF が背景に抜ける確率が上がってしまいます。

対して、OVF ではファインダ像がボケることはなく、最初から思った位置にフォーカスポイントを合わすことができるので、AF 性能がフルに活かせます。
センサー出力がファインダ表示される EVF のメリットは多々ありますが、同時にデメリットもあるってことでしょうね。

また、X-T1 はフルタイムマニュアルフォーカスができません。
もしフルタイムマニュアルフォーカスができれば、あらかじめ MF でアバウトにピントを合わせておき、それから AF を作動させれば、ピンズレの確率がぐっと減ると思うのです。
前々回のファームアップで、AF 後のピント微調整が可能になりましたが、そこじゃないんですよねぇ・・・

もっとも、最初から MF にしておいて、ワンプッシュAF を使うという手はあります。
でも、小さな筐体故、ボタンが押しにくい位置にあり、使う気がしないんですよね‥‥。
しかし、こうなったら慣れるしかないのかも‥‥。

フォーカスエリアの中で、より後ろにピントが合う動作も相変わらずだし、は~あ、これじゃあ花や昆虫には安心して使えませんよ(涙)


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【竜洋昆虫自然観察公園】 FUJIFILM X-T1 / XF 60mm F2.4 MACRO R / F4 AE(-0.3) / ISO320 / OLYMPUS FL-600R / RAW

出かける直前にカメラ付属のフラッシュを探したのですが、どこを探しても見つからず、仕方なくオリンパスの小型(中型?)フラッシュを持って行きました。
マニュアル発光で撮る分には、特に不具合はないようです。


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【竜洋昆虫自然観察公園】 FUJIFILM X-T1 / XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR / F2.8 AE(-1.0) / ISO200 / RAW


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【竜洋昆虫自然観察公園】 FUJIFILM X-T1 / XF 60mm F2.4 MACRO R / F3.6 AE(+0.7) / ISO200 / JPEG(PROVIA)


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【竜洋昆虫自然観察公園】 FUJIFILM X-T1 / XF 60mm F2.4 MACRO R / F5.6 AE / ISO200 / JPEG(PROVIA)


しばらく粘って園内の昆虫を狙いましたが、ことごとく合わないピントにほとほと嫌気が差し、被写体を園内に咲いている花に変えましたが、一度失ったやる気を回復させるにはあまりに気温が高すぎて、早々に退散することにしました。

あ~あ、やっぱり D4 を持って行くべきだったなぁ。



あ、そうそう、おニューのレンズがあったのでした。
あまり出番は無かったのですが、なかなかの鮮鋭度でしたよ~。

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【新東名・掛川SA】 FUJIFILM X-T1 / XF 16-55mm F2.8 R LM WR / 55mm / F8 AE(+0.7) / ISO200 / JPEG(PROVIA)


ただ、ちょっと線が太いかな・・・



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by inakichi88 | 2015-08-09 22:36 | 昆虫たち | Comments(10)

イニシエーション・ラブ

1日に2投稿するのは実に久しぶり。
今、ある小説を読んでいて、どうしても書いておきたい衝動に駆られてしまったのです。


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皆さんは、イニシエーション・ラブと言う、なんだか意味深なタイトルの小説、知っていますか?
映画化もされて、結構な人気だそうですね。
小説の舞台は静岡で、映画のロケもこちらでやったとのことで、ワタクシの周りでも話題になっていました。

そんな話しは聞いてはいたものの、当初、ワタクシはこの小説に全く興味が湧かなかったのです。
ところが、ひょんなことから小説本を手に入れることになり、今まさに読み進めているところなのですが、小説の随所にワタクシが正に体験した青春時代を思い起こす事柄-車やバイク、ちょっとオシャレで流行ったお店、テレカなど当時の必需品、当時の物価など-が出てきて、強い親近感と共に少しワクワクしながらページをめくっています。

今日のお題は、その作者である、乾くるみさんについてのお話しです。

例によって、写真は文章と全然関係ありません(笑)


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【長崎】 FUJIFILM X-T1 / XF 23mm F1.4 R / F1.4 AE(+0.7) / ISO200 / JPEG(PROVIA)


乾くるみさんは、静岡市出身です。
歳は私より1つ下。
静岡大学を出て、某コンピュータメーカのソフトウェア会社(仮にN社としましょうか、笑)に入社します。
小説の中で、主人公が富士通本社の内定を蹴り、静岡にあるギフト会社に入社した設定になっていることは、富士通とN社のライバル関係を知る者にとっては笑いごとですが、ひょっとしたら乾さんご本人も、富士通の内定をもらっていたのかも知れませんね。

小説にはN社についての話題は直接出てこないのですが、主人公が入社した会社で使っているワークステーションの名前として、N社の代表的なN5200と言う機種名が出てきます。
このあたり、乾さんの経歴を知る人にとっては、思わず微笑む所ではないでしょうか。


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【長崎新田】 FUJIFILM X-T1 / XF 60mm F2.4 MACRO R / F4 AE(+1.3) / ISO200 / JPEG(PROVIA)


乾さんは、どちらかと言うと寡黙なタイプの人間に見えました。
でも、決しておしゃべりが苦手なタイプではなく、よく考えてから物を言う慎重な性格でしたね。
人付き合いも上手でしたが、逆に言えば誰ともほんの少し距離を保っていたような気もして、今考えると、彼の周りの薄いベールを誰も剥がせなかったと言うことなのかも知れません。

頭は大変良かったですね。
そして、物事を大変よく知っていました。
それに加え、論理的思考というか、物事をきちんと順序立てて温和に話す彼は、誰もが一目置く存在でした。


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【大内】 FUJIFILM X-T1 / XF 60mm F2.4 MACRO R / F4 AE(-0.3) / ISO200 / JPEG(VELVIA)


静岡で初任者研修を受けた後、東京のN本社に出向となり、確か製品開発系の部署に配属されたと思います。

あの当時は、バブルも終わりを迎えつつありましたが、それでもまだ景気は良くて、そのせいかかなり忙しい毎日でした。
特にワタクシは、毎晩勤務を終えるのが十時、十一時。
土日も出社することが多く、彼とは同じ独身寮だったものの、休みの日くらいしか話す機会がありませんでした。

その内、ワタクシは本社所属のまま静岡の客先に常駐することが多くなり、それ以来交流が途絶えてしまったのでした。


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【大内】 FUJIFILM X-T1 / XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR / F2.8 AE(-0.3) / ISO200 / JPEG(VELVIA)


ショウちゃん。
随分長い間、お目にかかっていませんね。
時の流れのせいか、はたまた歳のせいなのか、先に会社を辞めたのがワタクシか貴方か、もう分からなくなってしまいましたよ。

つい先日、スダちゃん、ゲンちゃん、マスダ、カツヨシ、ニシノと十何年かぶりに飲みましたよ。
皆、よい歳になったくせに、相変わらずちょろい奴らばかりで安心しました(笑)

スダちゃん、ゲンちゃん、ニシノは、まだ会社に残って頑張っています。
組織が大幅に変わったようで、何かと大変らしいです。

マスダは税理士になって、生意気にも自分の城を築いたようです。
飲み会はマスダのお客さんの店でやったのですが、店主の方に「先生」なんて呼ばれていて、一同ずっこけました。
店の方に聞こえるように、でかい声で昔のアホな話しをしておきましたから、今頃大切なお客さんを一人減らしたはずです(笑)

カツヨシは、外資系のISO監査法人で監査人をやっているそうです。
勤め先は横浜のランドマークにあるそうで・・・似合わんねぇ。
飲み会にも小汚いアロハと短パンで来たので、それが都会のファッションか!?と突っ込んでおきましたよ。


ショウちゃん、
小説と映画、大ヒットになっているようで、おめでとうございます。
同期入社と言うだけで、ことさら強い縁があった訳ではありませんが、それでも貴方のことを誇りに思います。
あの当時を思い起こす小説を書いてくれて、どうもありがとう。
まだ全部読んでいないけれど、湧き上がる得も言われぬ懐かしさと共に、甘くて切なかったあの頃を思い出しながら、ページをめくっていきます。

この歳になるまで、昔に戻りたいなんてこと、思ったことはありませんでしたが、イニシエーション・ラブを読んでいると、自分の中に眠っていた望郷(今も静岡に住んでるけど・・・)の念がこれ程強かったのかと、ビックリしています。


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【長崎】 FUJIFILM X-T1 / XF 60mm F2.4 MACRO R / F2.4 AE / ISO200 / JPEG(PROVIA)


ショウちゃん、
最後に謝っておきます。
さんざん色々なこと書いといて言いにくいんだけど、小説本、自分で買ったんじゃないんだ。
知り合いが読み終わったのを貸してもらってるの。

次回作は必ず自分で買うからさ。
ごめんね。



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by inakichi88 | 2015-07-22 17:44 | その他 | Comments(8)

結局、X-T1 の AF は使えるのか?

メーカの言葉を信じれば、先日のファームアップで大幅に AF 性能が上がったはずの X-T1。
しかし・・・


最初、ファームアップのアナウンスを聞いた時のワタクシの印象はと言うと、灰色でした。
そんなうまくいくはず無い、と。

で、実際に使ってみた今の印象は・・・限りなく黒に近い灰色、です。
「使えるか使えないかどちらだ?」と問われれば、「使えない」と答えます。


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【大内】 FUJIFILM X-T1 / XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR / F2.8・1/2000(-0.3) / ISO3200 / JPEG(VELVIA)  ※AF-S、シングルポイント(大きさ:最小)
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羽ばたきながら吸水しているカラスアゲハ。
まだ綺麗な個体だったので、喜び勇んで撮りましたが、拡大するとチョウに全然ピンが来ていません。
それどころか、背景も含め、イマイチどこにピンが来ているか不明です。
拡大していない写真を見ると、チョウの右下にある貝殻がやや鮮明に写っているようなので、ひょっとしたらレンズの偏心もあるかもしれませんが・・・


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【大内】 FUJIFILM X-T1 / XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR / F2.8 AE / ISO200 / JPEG(PROVIA)  ※AF-S、シングルポイント(大きさ:最小)

中央の鳩にピントを合わせたはずが、どこにもピンが来ていません。
鳩の少し後にピンがありそうな気がしますが、はっきりしていませんね。
このレンズの実力を考えると、合焦部はかなり鮮鋭に写るはず・・・
ピント、どこに行ったのかしら?

しかもこのカット、同一条件で4枚撮って、内2枚がこの現象でした。


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【大内】 FUJIFILM X-T1 / XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR / F2.8 AE / ISO200 / JPEG(PROVIA)  ※AF-S、シングルポイント(大きさ:最小)

近くの被写体なら、合焦率も上がるはずと期待していましたが・・・何これ?
確かに鳩の頭にフォーカスポイントを合わせたはずなんですが、なぜかフォーカスポイントの周囲に合焦部は皆無。
間違い無く合焦音が鳴ってからシャッタを押したのに、ねぇ。

ちなみに、AF-Sはフォーカス優先シャッタに設定してありますゾ。


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【長崎】 FUJIFILM X-T1 / XF 60mm F2.4 MACRO R / F4 AE / ISO200 / JPEG(VELVIA)  ※AF-S、シングルポイント(大きさ:中)

う~ん。。。
確かに花びらはコントラストが低いけれど、これが合わないようじゃ、どうしようもないですな。
しかも、フォーカスポイントから全然離れたところにピンが来るなんて、詐欺じゃないかしら?
せめて合焦音が鳴らなければ、MF に切り替えるなり諦めるなり(笑)するんですけどねぇ。


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【大内】 FUJIFILM X-T1 / XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR / F2.8 AE / ISO200 / JPEG(VELVIA)  ※AF-S、シングルポイント(大きさ:最小)

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ヘタの部分にフォーカスポイントを合わせて撮った結果、見事にピンが抜けました。
驚くことに、ピンは果実と背景の境目にあるようで、どう考えてもヘタの方がコントラストが高いのに、いったいどうしてこのような結果になるのか不思議で仕方がありません。


少し前に上げた、AF-C で BMX を追った記事では、なかなかの好印象でしたが、ワタクシの好きな街角の花や昆虫を撮るには、やっぱり「使えない」という感想になりました。

もちろん、ちゃんとピンが来ることもありますが、1カット撮るのに念のため何回もシャッタを押すなんて、撮影に対するストレスが生じる原因になり、結果的に撮影が楽しくなくなるのです。
シャッタ音も、この手のカメラにしてはガッチャンガッチャンとうるさいし、ねぇ。
せっかく素晴らしい発色と、良い写りのレンズが揃っているのに、どうにも隙が目立つカメラだなぁ。

FUJIFILM さん、こんな状況では、もう一度ファームアップしてくれないと、またぞろ浮気虫がうずきますゾ(笑)


ところで、雑誌などでは、ワタクシのような感想が聞かれないのは大人の事情でしょうかね、フッ。


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by inakichi88 | 2015-07-22 15:05 | カメラやレンズ | Comments(11)