とうとう五十路になりました ~ いなきち

FZ1000のマクロモード

FZ1000 を買った第一の目的は、これまで述べたとおり 4Kフォトです。
今までデジイチでは撮るのが難しかった飛びモノ、特にタイミングを取るのが難しい昆虫の飛び出しや、風に揺れる花などをなんとか簡単に撮れるようにしたいとの思いからでした。
まだ本格的に数日しか使っていませんが、使える!と言う印象を持っています。

ところで、今回の購入には他の目論見もありまして・・・
それは何かと言うと、「楽したい」(笑)

最近折に触れて感じるのは、機材が重くて仕方が無いと言うことです。
歳取った、ってことなんでしょうが、特にこれからの暑くじめじめした夏、ただでさえ重たい D4 に加え、ワタクシが好きなマクロ撮影ではフラッシュなどの撮影補助道具が結構あり、それら全部を持ち歩くのが憂鬱で憂鬱で・・・

もし FZ1000 のマクロ撮影が画質的に満足できるなら、こんなに良いことはありません。
重い機材におさらばし、軽いカメラ片手に颯爽とフィールドを駆け抜けるワタクシ。
ナ~イスです!

果たして、ワタクシの根性無しが前面に出ている目論見は、成功するのでしょうか。


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今どきのコンデジ同様、FZ1000 にもマクロモードが用意されていますが、普通のマクロモードとは違い、ワタクシに言わせると「広角マクロモード」なんです。
どう言うことかと言うと・・・

FZ1000 のマクロモードは、
 ○広角端(35mm換算で25mm)では、レンズ前3cmまで近寄れる。
 ○以降、28mm~35mm:5cm、50mm:10cm、70mm:15cm、90mm:20cm、135mm:50cm、160mm:60cm、200mm以上:1m
と言う仕様です。

ところで、このカメラの(マクロモード以外の)最短撮影距離(レンズ前まで)は、広角端から90mmまでが一律30cmで、135mm:50cm、160mm:60cm、200mm以上:1m、となっています。

と言うことは、135mmを超えたら通常時と最短撮影距離に違いは無く、マクロモードの意味がありません。
それはそれで良いのですが、この「焦点距離が変わると最短撮影距離も変わる」という仕様は、非常に使いにくいのです。

上に書いた焦点距離別の最短撮影距離を一々意識しながら撮る、なんてことは普通しませんよね。
ズーミング動作を行うと、ファインダ内に最短撮影距離が一瞬表示されるのは考えられた仕様ですが、「15cm」なんて表示されても、センチ単位まで距離感覚がある人なんて、そうそういないと思います。

で、シャッタ半押しするたびに「ピピピピ~」とAF距離範囲外の警告が甲高い音で鳴る、と。
「近すぎたか」と少し身体を後に引いてもう一度シャッタ半押し。
すると、また「ピピピピ~」。
これを何度か繰り返していると、ホントにイライラします。
しかもこの警告音、合焦音の音量設定を最低レベルにしていても、それを無視して結構大きな音で鳴るのですよ。


と言うことで、ワタクシ的にはマクロモードは使いたくありません。
唯一の例外は、広角端での広角マクロ。
ワタクシは広角マクロも大好物ですので、そこそこ使う頻度が高くなりそうです。

と言うことで、FZ1000 のマクロモードは「広角マクロモード」。
ご納得していただけましたか?(笑)


ちなみに、広角端での最短撮影距離は3cmと言いましたが、実際のフィールドで被写体まで3cmまで近寄ってまともに撮れる訳がありません。
光が順光であろうと逆光であろうと、レンズ前3cmと言わずに10cm+まで接近したら、フードを外しても絶対にレンズやボディーで光が蹴られますもの。
ま、これについては良い解決策を購入前に思いついたので(←実はこれも購入動機)、その内に試そうと思っています。



e0308416_23444750.jpg
【楠】 PANASONIC FZ1000 / 25mm(35mm換算) / F4 AE / ISO125 / JPEG


上の写真は、広角端でそこそこ近寄って写した写真です。
これ以上近づくのは、いくらバリアングルとは言え、腹肉が邪魔して困難です(笑)

じゃあ、もっと大きく写したい時はどうするか?
簡単なことです。
離れて超望遠域で撮れば良いのです。


e0308416_00420142.jpg
【楠】 PANASONIC FZ1000 / 1018mm(35mm換算) / F4 AE / ISO125 / JPEG


ね!
100mm位の焦点距離でちまちま近寄って撮るより、思い切り長焦点でバ~ンと撮った方が迫力があります。
また、小さなセンサーで苦手なボケ表現も、長焦点だと非常に大きくボケるので、マクロ撮影にはありがたいことです。

それにこの撮り方だと、焦点距離別の最短撮影距離なんて覚えなくても、とにかく被写体から1m以上離れ、被写体の大きさはズームで調節すれば良いのです。
これ、気持ち的に非常に楽なんです。

すぐ上の写真はiAズームを併用しましたが、低感度だと画質的にも何ら問題ありませんし、被写界深度も十分に深い。
使えますね!

ただ、FZ1000 の手ブレ補正は、シャッタ半押しで像がピタリと止まることはなく、全押しの瞬間にビシッと止まるタイプのようで、このような超望遠撮影となると、構図が安定しないのが悩みです。
この動作は、仕様なんでしょうね。
ただでさえ発熱量が多い 4K動画を積んでいるので、発熱を抑えられるところは抑える、って感じなのかもしれません。


その他、今まで撮ったマクロ写真を、下に並べてみますね。
まずは花から参りましょうか。


e0308416_21334252.jpg
【長崎】 PANASONIC FZ1000 / 356mm(35mm換算) / F4 AE / ISO125 / JPEG

e0308416_21350989.jpg
【楠】 PANASONIC FZ1000 / 139mm(35mm換算) / F3.9 AE(+0.3) / ISO125 / JPEG


e0308416_21384258.jpg
【駿河区・弥生町】 PANASONIC FZ1000 / 501mm(35mm換算) / F4 AE / ISO125 / JPEG


e0308416_21384337.jpg
【楠】 PANASONIC FZ1000 / 400mm(35mm換算) / F4 AE / ISO125 / JPEG


いかがでしょうか?
なかなかの写りじゃ無いでしょうか。
ボケ具合もよろしいですね~。


それでは続いて昆虫を。
果たして、どこまで大きく写せるのでしょうか?


e0308416_21434944.jpg
【楠】 PANASONIC FZ1000 / 1074mm(35mm換算) / F5 AE(+0.3) / ISO125 / OLYMPUS FL-600R / JPEG

背丈がある花の上の方に止まっていたタテハチョウ(ルリタテハ?)。
距離は2メートル強、と言ったところでしょうか。
明るい空が背景なので、チョウの顔は暗くて見えません。
そこでクリップオンフラッシュを焚いて、表情をあぶり出してみました。
出た目のシャッタ速度は1/800だったので、フラッシュは FP発光になりましたが、オリンパス製フラッシュでも、調光精度はまぁまぁのようです。


(追記)
ひよっとして、フラッシュは全速同調?
よくわかりませ~ん(爆)



せっかくですので、チョウをどこまで大きく写せるか試してみました。


e0308416_21524384.jpg
【山原】 PANASONIC FZ1000 / 1124mm(35mm換算) / F4 AE / ISO125 / JPEG


画像サイズをMサイズにすることでクロップし、さらにiAズームを併用した望遠端での撮影です。
超望遠のため構図が定まりませんでしたが、見て下さい、この大きさ!
これは大迫力ですね~。
また、超望遠撮影なので、チョウから十分に距離を取ることが出来、チョウに逃げられる危険性も減ります。
画質云々は別にして、FZ1000 はなかなか使い甲斐があるカメラのようですよ~。


e0308416_21572333.jpg
【長崎】 PANASONIC FZ1000 / 1124mm(35mm換算) / F5 AE / ISO200 / OLYMPUS FL-600R / JPEG


この子は「シモフリスズメ」と言う、体調10センチ近い大きなガなのですが、まぁ見事に頭部を拡大して撮ることが出来ました。
ズームしていって、バ~ンと頭部が大写しになった時は感動、と言うか、純粋に驚きました。

画質は・・・ちょっと微妙カナ?(笑)
線が太いため、あまり繊細な写りには見えませんね。
複眼も、見えそうで見えない感じです。
とは言え、拡大しなければ十分高画質と言って宜しいかと思いますよ~。


e0308416_22075834.jpg
【楠】 PANASONIC FZ1000 / 1074mm(35mm換算) / F5 AE(+0.7) / ISO125 / OLYMPUS FL-600R / JPEG

急に現れたクマバチ。
ダメ元で適当に AF で撮ったら、全然問題無く撮れてビックリしました。
まぁ、ハチの動きをシャープに止められたのは、たまたまフラッシュを装着していたからだと思いますが、AF の早さ・正確さは本物ですね~。



いかがでしょうか、FZ1000 のマクロ写真。
ワタクシは、ますますこのカメラが好きになりましたよ!


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旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/
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by inakichi88 | 2015-06-02 22:12 | 路傍の花
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