とうとう五十路になりました ~ いなきち | |||||
「富士フイルム」と聞けば、そりゃあ銀塩フィルムをイの一番に思い出す人は多いでしょう。 いや、銀塩機が廃れた今、もうそんなにいないのかしら。 あんなにたくさん種類があったポジフィルムもどんどん生産中止になり、今となっては現行品はPROVIAとVELVIAのみ。 売れないんだからしょうが無いですね。 ところがどっこい、フジのデジイチでは、今は亡きポジフィルムの色合いと調子を、フィルムシミュレーションで楽しむことができます。 でも、果たしてどこまでちゃんとシミュレートしているのだろうか・・・ と言うことで、昔に撮ったフィルム写真を漁ってみました。 【PROVIA 100F/TREBI 100C】 PROVIAはポジフィルムにしては階調も広く、発色も比較的ニュートラルなので、使いやすいフィルムです。 花の撮影やスナップでは、過去一番利用したフィルムです。 もっとも、PROVIAの廉価版であったTOREBIばかり使っていましたが(笑) 【VELVIA 100】 VELVIAは、全部で三種類あります。 ISO感度が50の「VELVIA 50」、感度100の「VELVIA 100」、そして、最後発の「VELVIA 100F」。 VELVIA 100Fは、彩度が少し抑えめで、より使いやすくなった気がしましたが、1~2本しか使ったことがありません。 VELVIA 100の方が安かったからです(笑) いずれにしろ、VELVIAは大変な高彩度でして、特にシャドーに強くマゼンタが乗ります。 これが青空にコクが出る原因でしょうが、風景などを撮るには良いのですが、シャドー部が多い街中のスナップなどでは、使いにくいことこの上なかったです。 使っていて階調は狭いように感じましたが、意外とハイライトが飛ばなかった記憶があります。 花などでは、少し明るめに撮ると、彩度が若干抑えられ、気持ちの良い色が得られました。 【ASTIA 100/SENSIA 2】 毎年、このフィルムで桜の花を撮っていました。 もちろん、廉価版のSENSIAが多かったですが(笑) 淡いコントラストと若干赤が被る色合いが、品の良い桜の写真にしてくれました。 でも、他の花には、あまり使ったことがありません。 階調が深く、花の描写に適しているように思えますが、彩度とコントラストが足りないので、花の美しさが損なわれてしまうと思ったからです。 今思うと、PLフィルタを使えば良かったかも知れません。 で、X-T1のフィルムシミュレーションはどの位似ているか、ですが・・・ 全然わかりません、わはは(爆) ***************************************************************** 旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/ *****************************************************************
by inakichi88
| 2014-04-28 23:04
| カメラやレンズ
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