とうとう五十路になりました ~ いなきち

X-T1のマクロレンズ ~ 昆虫編

昨日のブログで述べたように、X-T1用のマクロレンズは当分買いません、多分(笑)
マクロレンズの代わりに、花用には 65mm/1.2 に クローズアップレンズCANON 500D を組み合わせれば、とても良好な写りが得られます。
でも、昆虫用には、まだまだ倍率が足りません。

そこでワタクシが採用した選択肢は・・・

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 【天王南】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / F6.4 AE(-0.3) / ISO1600 / RAW

そうです。
フジ純正の望遠ズームを買ってみました。
CANON 500Dと組み合わせると、望遠端でこのようにかなりの倍率で写せます。

このレンズ、かなり良い評判なのですが、ネットで出回っている画像にはそれほどそそられなかったのです。
ところが、プロの方が撮られた写真を見て、これは凄いんじゃないか、と。
ま、プロ並みの実力が無いワタクシには、「豚に真珠」かもしれませんね(笑)

思った以上に手ブレ補正が良く効き、フレーミングしやすいため、マクロ撮影でも非常に有効です。
それ加え、クローズアップレンズは露出倍数が掛からないのが強い味方です。
特に、昨日や今日のように天候が悪い日は、X-T1の高感度の強さと相まって、なかなか頼もしく感じます。


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 【下野東】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / F7.1 AE / ISO1000 / RAW

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 【下野東】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / F9 AE(+0.3) / ISO2000 / JPEG(VELVIA)

ズームなのでその場で寄ったり引いたりと、撮影位置が限られるマクロ撮影の場合、画角の調整が楽です。
クローズアップレンズは、ズーミングによってピントが移動しません。
対してエクステンションチューブは、ズーミングするたびにピントの位置がずれるため、面倒くさいことになります。
ズームレンズに組み合わせるとしたら、エクステよりクローズアップレンズの方が、操作性に優れていますね。


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 【下野東】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / F5.6 AE / ISO800 / JPEG(VELVIA)

肝心な画質はどうか、と言いますと、解像度に関してはマクロレンズの足下にも及びません。
ホソヒラタアブを撮ってみましたが、何度トライしても写真に複眼が再現されませんでした。
とは言え、全体の雰囲気が良く、味わいを感じる画質だと思います。

細かなことはあまり追求せず、散歩で昆虫との触れ合いを大切にするつもりでいれば、十分な画質だと思います。


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 【下野緑町】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / F8 AE(-0.3) / ISO1000 / RAW

ピントの方はどうだったかと言いますと、AFは思った以上に良好な精度でした。
ただし、昆虫写真では、目にピントを確実に合わせたいので、MFで慎重にピントを合わせる必要があります。

通常表示のMFは、まぁ見やすいと言えば見やすいのですが、このぐらいの倍率撮影だと、被写体の目に確実にピントを合わせることは難しいと思います。
上のハチ(チュウレンジバチの仲間?)では、通常表示で何度もシャッターを押しましたが、結局ジャスピンは得られませんでした。

そこで、拡大表示してピントを合わせることになりますが、このハチのように顔一面が同色でコントラストが低い場合は、EVFがいくら見やすくても、微妙なピント合わせは不可能でした。


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 【下野東】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / F8 AE / ISO1600 / RAW

このシマクロハバチの仲間?は、ちょこまかと葉の上を動き回っていました。
昆虫は、動かず止まっていることもありますが、このように常に動いている場合も多く、なかなか撮るのが大変です。
当然、被写体をファインダで追いながら、タイミングを見計らってシャッターを押すのですが、EVFの場合、OVFと比べると、カメラを振った場合の表示に多少違和感があり、その中で目にピントを合わせるのはなかなか難しかったです。
この写真も、ピントがずれているので、本来ですとボツにする写真です。
何故掲載したかというと、数十枚撮った写真の中に、ジャスピンの写真が1枚もなかったからです(笑)
恐らくD4だったら、少なくとも10枚に1枚はジャスピンが得られたと思います。


まぁ、ざっとこんな感じです。
思ったよりは使える組み合わせだなぁ、と言う印象でした。


ところでこのレンズ、やはり相当良い写りをしますね。
花を撮った内の何枚か、気に入ったカットを載せてみます。

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 【八坂北】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / F6.4 AE(+0.3) / ISO400 / JPEG(VELVIA)

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 【下野東】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / F4.8 AE(+0.3) / ISO200 / JPEG(VELVIA)

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 【能島】 FUJIFILM X-T1 / XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS + CANON 500D / Pモード(F4.7・1/125・-0.3) / ISO640 / RAW

なかなかの写りに、買って良かったと思います。

クローズアップレンズを使わない素の写真は、近い内にご紹介しますね。


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旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/
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by inakichi88 | 2014-04-20 19:30 | 昆虫たち | Comments(6)
Commented by 海牛 at 2014-04-20 22:18 x
柔らかい描写ですね。
マクロという使い方だと、複眼が捉えられないのはキツイのではないですか。
菊?の写真は、ポスターのようです。
Commented by kalak at 2014-04-21 10:49
さすがですねー。
X-T1をよく使いこなしておられますねー。勉強になります。
Commented by slowhanded at 2014-04-21 20:29
いやぁ、fujiのjpegは緑がきれいだなぁ。ポー( ▽ )o〇O

おっと、本題のマクロには触れてませんでしたな。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
Commented by inakichi88 at 2014-04-21 22:56
海牛さん、こんばんは。
かなりボケ味が良好なレンズのようです。
複眼は・・・やはり解像して欲しいです。
もっとも、光の当たり方などによって、どう頑張っても複眼が出ない時もあるので、まぁ、妥協できるかなぁ。

この菊は、クリサンセマムと言います。
ホワイトバランスが決まりすぎましたね(笑)
Commented by inakichi88 at 2014-04-21 22:57
kalakさん、こんばんは。
急に寒くなりましたが、お加減はいかがですか?

まだまだ全然使いこなせず、七転八倒しています。
どうも純正レンズ以外では、使いにくさが目に付いてきました。
Commented by inakichi88 at 2014-04-21 22:58
slowさん、こんばんは。
今回の写真のほとんどが、いわゆるVIVIDモードで撮りました。
ちょっと嫌みな色が出る場合もあるのですが、撮った日は曇りゾラでしたので、ちょっとコントラストが欲しくてVIVIDにしてみました。
ニコンは全然綺麗な色が出ません(笑)
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