とうとう五十路になりました ~ いなきち

X-T1での昆虫撮影

昨日今日と、X-T1でのマクロ撮影を試みました。
今日はその中の昆虫マクロをご紹介しつつ、使用感などについてお話ししたいと思います。

昆虫撮影は、自然光で撮る場合とフラッシュを使う場合の2通りがあります。
ワタクシの場合は、絞り込んでのフラッシュ撮影が多いです。
小さな昆虫の隅々までシャープに撮りたいので、絞り込むことによる小絞りボケは覚悟して、被写界深度を優先させたいからです。

とは言え、昨日の花マクロの記事でも少し触れましたが、フジ純正のクリップオンフラッシュを所有していないので、他社製フラッシュをマニュアル発光させて使いました。

まずは、フラッシュを使わない写真からご覧頂こうかと思います。

※※以下、絞り値は推測です。ワタクシ所有のニコンレンズ用アダプタは、絞り開閉が可能ですが、クリックストップがないため、実際に設定した絞り値がわかりません。


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 【飯田町】 FUJIFILM X-T1 / TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO(52BB) / F8 AE(+0.3) / ISO200 / JPEG(VELVIA)

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 【八坂東】 FUJIFILM X-T1 / SIGMA 150mm F2.8 APO MACRO EX DG OS HSM / F11 AE(+0.3) / ISO800 / RAW

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 【飯田町】 FUJIFILM X-T1 / TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO(52BB) / F8 AE / ISO1600 / RAW

一番最初に申し上げることと言えば、やはりMFでのピント合わせの問題です。
とにかく、ピントが合わせにくい。
これに尽きます。

大抵の昆虫は、悠長に写真を撮る時間はありません。
例えばチョウなどは、止まっていたとしてもすぐに飛び立ってしまうので、パッと近づいてササッと撮らなければいけません。
また、テントウムシなどは、絶えず動いていることが多く、微妙にファインダで動きを追いながら、ピントが合った瞬間、いや、ピントが合うタイミングを見越してシャッターを押さなければ撮れません。

と言うことは、拡大表示を使っている暇はなく、通常表示のままピントを合わせなければいけません。
ところが、これが辛い。
この2日間では、ピントが合う打率は1割以下。
これでは話しになりません。

EVFの遅延表示については、実はそれほど気になりませんでした。
それよりも、単純に液晶EVFの見え方が問題です。
被写体のコントラストにもよりますが、少なくともテントウムシでは全くと言って良いほど、ピントの山がわかりません。
ピーキングも当てになりません。
スプリットイメージ?・・・全然見えませんね。

ここに上げた3枚の写真は、数多くの犠牲の上に得られた奇跡の写真、と言ってもよろしいかと(笑)

念を押しておきますが、これはあくまでピントが非常に薄く、被写体が昆虫の場合のマクロ撮影でのことです。
通常のスナップなどでは、よほど絞りを開けない限り、ピントは問題ありません(多分)。


続いて、フラッシュ撮影です。


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 【八坂西】 FUJIFILM X-T1 / SIGMA 150mm F2.8 APO MACRO EX DG OS HSM / F16・1/180 / ISO1600 / NIKON SB-910 / JPEG(PROVIA)

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 【八坂西】 FUJIFILM X-T1 / SIGMA 150mm F2.8 APO MACRO EX DG OS HSM / F16・1/180 / ISO1600 / NIKON SB-910 / JPEG(PROVIA)

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 【能島】 FUJIFILM X-T1 / TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO(52BB) / F11・1/180 / ISO400 / 付属フラッシュ / JPEG(VELVIA)


社外製フラッシュだと、設定が少し難しいです。
と言っても、別にマニュアル調光が難しい訳ではありません。
ワタクシはニコン機でも、時々はマニュアル調光を使っているせいで、設定値はそれほど苦も無く求めることができます。
ところが、フラッシュに設定する焦点距離、これが意外と曲者なのです。

フラッシュに設定する焦点距離は、フラッシュ光の広がり具合に関わってきます。
短い焦点距離だと、フラッシュ光は横に広がって発光し、長い焦点距離では、光が広がらずに発光します。
と言うことは、長い焦点距離を入力すると、被写体に当たる発光量が増えるんですね。

これだけのことならまだ良いのですが、光を回すためのディフューザを使い、場合によっては、フラッシュに付いているワイドパネルも併用したので、うまく光をコントロールできませんでした。
テントウムシの頭のテカリが強すぎて、解像感が喪失しているのは、フラッシュの設定が悪かったせいだと思います。

対して、シジミチョウの写真は、上手に調光できています。
この写真は、X-T1に付属するフラッシュを使って撮りました。
さすがは純正品ですね。
さらに、写りも大変上等で、社外品のフラッシュを使った時よりは、かなり鮮鋭度を感じる写真になっています。
もしかしたら、社外品のフラッシュを使った場合、微妙な調光ムラや、発光タイミングのズレなどにより、写りに影響が出ているのかも知れません。


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 【飯田町】 FUJIFILM X-T1 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED / F11・1/180 / ISO400 / OLYMPUS FL-600R / RAW

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 【飯田町】 FUJIFILM X-T1 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED / F16・1/180 / ISO1600 / OLYMPUS FL-600R / RAW

いやぁ、どうにもしっくりきません。
ピントを合わせるのが難しく、ほとんど勘に頼って撮るのは、撮っていてあまり楽しいものではありません。

また、シャッターを押してから実際にシャッターが切れるまでの時間が少し長めに感じ、テンポ良く撮ることを阻害しています。
いや、ひょっとしたら、カメラ設定で表示させていたEVFのポストビューを切れば、少しはテンポが保てるかも知れません。
今度やってみましょう。


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 【飯田町】 FUJIFILM X-T1 / SIGMA 35mm F1.4 + KENKO 1.4X TELEPLUS MC4 DGX / F16・1/180 / ISO800 / OLYMPUS STF-22 / RAW

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 【八坂北】 FUJIFILM X-T1 / SIGMA 35mm F1.4 + KENKO 1.4X TELEPLUS MC4 DGX / F16・1/180 / ISO640 / OLYMPUS STF-22 / RAW

X-T1は、いっそのことこのような広角レンズを用いたマクロ?専用とした方が、幸せなのかも知れません。
いや、それじゃあつまらないなぁ。。。


まぁ、こんな感じで、結論を出すのは先送りしますが、少なくともMFでのマクロ撮影は、快適な撮影とはほど遠く、少々厳しい感じです。
問題は、純正レンズのAFがどこまで効くのか、と言うことに尽きます。
もし、昆虫相手の高倍率撮影でも、かなりのピント精度が得られるのなら、話しは変わってきます。
積極的にX-T1を使っても良いかなぁ、となりますもの。

でも、MFを強いられるとなると・・・う~ん、マクロ好きとしては、X-T1を買ったことを後悔することになるでしょうね。


ちなみに、X-T1での昆虫マクロに嫌気をなし、今日の午後からはD4を持ち出しました。

見えまくるピントの山。
MFで当たりまくるピント。(ちょっとウソ)
小気味よいシャッターフィーリング。

まるで別次元の満足感でしたよ~。


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 【八坂北】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II /
F16(F32) AE / ISO500 / NIKON SB-910 / RAW

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 【八坂西】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II /
F22(F45) AE / ISO3200 / NIKON SB-910 / RAW


使いやすくテンポ良く撮れる撮影機材だと、構図のバリエーションなどを考える余裕が生まれ、このことが写真に幅を与えてくれると思います。

ピント合わせだけで精一杯だと、結局撮っていて楽しくないですね~。



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by inakichi88 | 2014-04-13 20:07 | 昆虫たち
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