とうとう五十路になりました ~ いなきち

X-T1を買った理由

ニコンにマウントを換えてからちょっとした悩みがありまして、それは何かと言うと、持っているM42レンズの活用についてです。

M42マウントはフランジバックの関係で、ニコン機との相性が悪いのです。
一応、アダプタはあるにはありますが、補正レンズを入れないと無限遠が出ません。
ワタクシも早々に補正レンズ入りのアダプタを買ってみたのですが、D7100では問題無く使えるものの、D4では補正レンズがミラーと干渉してしまうのです。

もちろん、E-M5では補正レンズ無しのアダプタで問題無く使えますが、焦点距離が2倍になってしまいます。
オールドレンズは総じて安いのですが、超広角レンズは別。大変高価で、ちょっとお遊び感覚では手を出せません。
そこで、何とか本来の画角に近く、補正レンズ無しで写りを楽しみたい・・・

そうなると、一番良い選択はα7ですね。
値段も大変割安感があるし、何と言ってもフルサイズ。ファインダもきっと見やすいでしょう。
でも、一度は袂を分かつたソニー機には、少々戻りにくいし、フルサイズはニコンで行くと決めましたから、α7は無し。

となると、今のところ、フジのXシリーズが一番良いかな、と。


e0308416_1964419.jpg
 【秋葉山】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F5.6 AE(-0.3) / ISO200 / JPEG(VELVIA)

e0308416_19111446.jpg
 【秋葉山】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F5.6 AE(-0.3) / ISO200 / JPEG(PROVIA)

e0308416_19111675.jpg
 【庵原町】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F8? AE / ISO200 / JPEG(PROVIA)


X-T1をオールドレンズの母艦として使った印象は・・・正直、微妙です。

まず、購入時に一目惚れしたEVFですが、外で使ってみると意外なほど見え方が良くないのです。
スペックでは解像度が高いのですが、表示自体が荒く、ピントの山が掴みにくかったです。
絞り開放近くでは、拡大表示無しでピントを合わせるのは至難の業、と言うか、ほぼ無理でしょう。
確かにカメラ店の中では、拡大表示しないでもピントが合ったのですが、どうやら気のせいだったようです。
ただし、これはレンズの性能に依るところもあるでしょうから、一概にダメだとは言えないと思います。

ちなみに、ピーキング表示には全く期待していませんでした。
α77で体験ずみですが、あれはスナップなどで絞って使うには便利ですが、絞り開放付近やマクロ撮影では全く使い物になりません。
一応試しましたが、やはり使い物にはなりませんでしたね。

もう一つ、デジタルスプリットイメージなるものがX-T1には搭載されていますが、期待していたものの全然使えません。
仕様では、MF銀塩機のスプリットスクリーンのような表示になるとのことですが、いくらやっても分割されて見えず、早々に諦めました。
なんなんでしょうねぇ(謎)


e0308416_1925168.jpg
 【秋葉山公園】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F5.6 AE(+0.3) / ISO200 / JPEG(PROVIA)

e0308416_19251594.jpg
 【秋葉山公園】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F4? AE / ISO200 / JPEG(PROVIA)

e0308416_19311710.jpg
 【庵原町】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F4? AE / ISO200 / JPEG(PROVIA)


発色については大満足のX-T1。
青空や花のピンク色がこんなに綺麗に出るJPEGは、今まで味わったことがありません。
いや、コニミノのα-7 Degitalは、これに近い発色でしたね~。

また、ZEISSの高コントラストの描写をしっかり受け止めてくれたのが嬉しいですね。


e0308416_19373880.jpg
 【庵原町】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F5.6 AE(-0.7) / ISO200 / JPEG(PROVIA)


このカメラ、思っていたよりもダイナミックレンジが狭いのじゃないでしょうか。
D7100と比べると、白飛びし易いと感じました。

それから、通信不能レンズを付けると、ちょっとAEが怪しいです。
上の写真ですが、この状況で0.7段のマイナス補正っていうのは、ちょっとあり得ないと思うのです。
普通なら、0.7段プラス補正してもおかしくない状況です。
さらに、-0.7段補正しても空は飛び気味です。

まぁ、通信不能レンズの場合、AEが正しく機能するカメラの方が少ないでしょうから、定番通りスポット測光を使うのが良さそうですね。


e0308416_19434634.jpg
 【鹿島神社】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F5.6 AE(-0.7) / ISO200 / JPEG(PROVIA)

e0308416_19434837.jpg
 【庵原町】 FUJIFILM X-T1 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 / F16 AE(-0.3) / ISO200 / JPEG(PROVIA)


それにしてもこのレンズ、こんなに写りが良かったっけ?
もちろん、ZEISS銘は伊達じゃないのは分かっていますが、特にクローズアップ時の画質が、他のカメラで使った時よりかなり良いのです。
その他の撮影距離でも、画質が一枚上昇した感じです。
下から2番目の赤い実が写った写真、とても抜けが良く存在感のある写りだと思いませんか?

それから、一番驚いたのが絞った時の画質。
F16まで絞っても小絞りボケが目立たず(と言うか、分からず)、ものすご~く良いです。
ひょっとしたら、D4よりも良いのじゃないかしら。

このような感じで、使い込むたびに(まだ数日ですけど)画質には惚れ惚れしますが、操作性にはイライラが募ります。
オールドレンズを軽快に楽しむ、と言う訳にはいきそうもありません。
この辺りの使用感は、まとめてからお話しするつもりです。


と言うことで、X-T1を買った理由に納得して頂けたでしょうか。
ええ、上に書いた理由は、ぜ~んぶ後付けですけどね~(爆)



*****************************************************************
旧ブログ「私、ボケたくございません。」はこちら → http://minarai39.blog112.fc2.com/
*****************************************************************
[PR]

by inakichi88 | 2014-04-06 19:58 | 清水区散歩
<< 桜を総括 2014 (その1) E-M1を見に行ったら・・・ >>