とうとう五十路になりました ~ いなきち

ホトケノザ三昧

昨日の寒さは一転、今日は比較的穏やかな陽気でしたね。
体調も良かったので、昼前から出かけてみました。
近所をほんの一周するつもりだったのですが、そこそこ色々な被写体を見つけることができ、夢中で撮っていたら4時間近く経っていました。

見かける花の種類も増え、そろそろマクロシーズンの到来を予感させます。
今日はホトケノザをたくさん撮ることが出来たので、ご披露したいと思います。


ホトケノザ。
そこかしこで見られるようになったとは言え、まだ本咲きではなく、咲いているのは小ぶりな花ばかりです。
そこで、純正レンズの強みを生かしx1.4テレコンを付け、少しでも花を大きく撮ることを目指しました。


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 【飯田町】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II / F18 AE / ISO3200 / RAW


ホトケノザは花自体が小さいので、絞って撮るのが一般的だと思います。
上の写真の絞りはF18ですが、等倍域(+2段)とテレコン(+1段)の露出倍数が掛かっているので、被写界深度を決める絞り値はF6.3・・・
これでは、ほんの一部にしかピントが当たりません。
もっと花全体にピントを当てて、特徴的な花の構造をシャープに写したいですね。

そのためには、とりあえず絞る(笑)
ワタクシの拙い経験からすると、フルサイズでは最低でもF13、できればF16以上の絞りが必要です。
F16で等倍域だと、実効絞りは2段落ちのF32。テレコンを付ければ、さらに1段落ちてF45。
こうなると、いかに高感度が強いD4だとしても、もはやまともに撮ることは出来ません。
そこで、フラッシュを焚かざるを得ない、と言う事になります。

そして、花をじっくり観察して、なるべくピントの合う範囲が広い角度を探します。
ホトケノザの場合、真横付近にこのポイントがあります。


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 【下野東】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II / F36・1/125 / ISO1600 / NIKON R1C1 / RAW


ほぼ真横から撮ると、上の写真のようにシャープに撮ることが出来ます。
これなら、ピント合わせもそれほど難しくはありません。

とは言っても、いつも真横からだと退屈です。
そこで、少しレンズに角度を付けて撮ろうとすると、ピント面の制御が急に難しくなります。
真横から撮るよりも、さらに絞り込まないといけません。


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 【下野東】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II / F64・1/160 / ISO3200 / NIKON R1C1 / RAW


このような高倍率撮影の場合、ピントはマニュアルで合わせる方が歩留まりが高いのですが、この花で一番ピントを合わせやすいのは上に髭が伸びている「上蓋」の部分です。
ところが、この部分は湾曲していて、いくら絞っても全面にピントを合わせることは不可能です。
もし、花の全面にピントを合わせたければ、次の写真のように、離れて撮ってトリミングするしかないと思います。


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 【下野東】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED / F36・1/125 / ISO6400 / NIKON R1C1 / RAW ※トリミング


上の写真は、テレコンを外して離れて撮ると同時に、フラッシュ光量を弱めにしたので、いかにもフラッシュ焚きましたと言うような臭さが緩和されましたね。
なかなか良い感じです。


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 【下野東】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II / F16・1/125 / ISO1600 / NIKON R1C1 / RAW


ま、なんでもかんでもピントを深く取ることが良い訳じゃないでしょうから、結局は好きなように撮るのが一番なんでしょうね。


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 【下野東】 NIKON D4 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Ai AF-S Teleconverter TC-14E II / F51・1/160 / ISO3200 / NIKON R1C1 / RAW


ヒメオドリコソウも咲き始めただろうと思い、さんざん探し回りましたが、極めて小さな花がやっと見つかりました。
まだまだこれから、と言ったところですね。



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by inakichi88 | 2014-02-09 19:23 | 路傍の花 | Comments(8)
Commented by 海牛 at 2014-02-09 20:47 x
撮り方いろいろなんですね。
鳥でも全体を写したいな~と思ったことがありました。
そんな時は、動かない鳥限定でしたが、MFでピント位置をずらした画を3枚くらい撮って合成しました。
でも、出来上がってみると違和感があって、結局そんな撮影もしなくなってしまいました。
以前の投稿のホトケノザはエイリアンの様に見えましたが、今回の最後の画像はタランチュラのようです(笑
Commented by slowhanded at 2014-02-09 21:11
ラストなどF51?っすか?
そんな表示カメラでは見たことがありませぬ。(爆)
さすがプロ機、そんなところも違いがあるのですねぇ。

slowはマクロでも概ねF4、たまにF5.6程度までしか
絞りませんので、これだけ絞ってきれいに撮れる技術
に感服なのです。♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
Commented by bariv_vb at 2014-02-09 21:47
こんばんは。
何でもかんでも開放甘々の私って…orz
てか
マクロって開放で撮るものとばかり…^^;
知らないって怖いですね(笑)
Commented by inakichi88 at 2014-02-10 21:33
海牛さん、こんばんは。

>MFでピント位置をずらした画を3枚くらい撮って合成しました。

鳥で試されたのですか!大変だったでしょうね!
深度合成は昆虫で試してみたいと思っていますが、三脚を持ち出すのが億劫で、未だ試していません。

今回の写真は、タランチュラに見えますか(笑)
確かに、よく見ると変な形をしていますから、色々なものに見えるかも知れません。
本物はなかなか可愛らしいのですが、花の側にタランチュラがいる可能性もあるかも(笑)
Commented by inakichi88 at 2014-02-10 21:39
slowさん、こんばんは。

だいたい、F32位までしか絞り値の馴染みは無いですものね。
F51っていうと、いったいF32から何段絞っているのか、考えてもわかりません(笑)
ま、今回はテレコンも付けましたし、等倍域での撮影でしたので、実際は3段落ちですから、びっくりするような絞りでは無いはず・・・です。

>これだけ絞ってきれいに撮れる技術に感服なのです。

ニコンを褒めてやって下さい(笑)
Commented by inakichi88 at 2014-02-10 21:40
カモさん、こんばんは。

ワタクシの場合、開放絞りだとピント合わせができないので絞る、と言う事は内緒です(爆)
開放付近のふんわりした描写も好きですが、なぜだかいつも絞っちゃうんですよね~。
キッチリした写真が好きなのかも・・・です。
Commented by kame3z at 2014-02-11 09:04
いや、さすがD4と105マクロですね !
勿論、いなきちさんも、
このカメラとレンズを使いこなされているようで、
スゴいです。
Nikonのマクロは、まだあまり満足のいく絵が撮れていません。
あと、やはりD4+105で撮っても寒色系の色調ですね !
寒色系を暖色系にするフィルタが出るらしいですが、
試してみようかな。。。
Commented by inakichi88 at 2014-02-14 23:50
フォトンさん、
D4は以前、短い時間お貸ししましたが、今度ぜひじっくり使ってみて下さい。
フォトンさんには、Dfより絶対似合うと思いますよ!
もうすぐ新型機が出て多少は安くなるでしょうから、ぜひ!(笑)
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