とうとう五十路になりました ~ いなきち

マクロツインフラッシュ その2

本日も、昨日に引き続きオリのマクロツインフラッシュ(STF-22)で花を撮ってきました。

昨日は花をフラッシュで撮る理由を述べましたが、花マクロの場合、基本的には自然光で撮るのが一番良いと思います。
フラッシュを焚くと、どうしても嘘くささが出てしまうからです。
逆に言うと、嘘くささを感じない程度、つまり補助光程度に使うのがコツだと思います。


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 【鶴舞公園】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / F11・1/100 / ISO200 / RAW

静岡では、そろそろタンポポが咲き始めました。
冬の間を堪え忍んだ花マクロ好きにとっては、見慣れたタンポポでさえ「待ってましたの」被写体です。
さっそく、左側からの強い日光を受けたタンポポを、絞って撮ってみました。(いくらなんでも、絞りすぎだったかも)

1枚撮ってみると、花びらの影になった「がく」の部分が暗いのが気になりました。
そこで、ツインフラッシュの右側だけを、TTL-AUTOで発光させてみました。

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 【鶴舞公園】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / OLYMPUS STF-22 / F11・1/100 / ISO200 / RAW

・・・ちょっと明るくなりすぎましたね。
クローズアップ撮影では、いくら綺麗な花であったとしても即物的な描写になりがちです。
そこへもってきて、身も蓋もないフラッシュ光・・・これでは全く不自然な写りです。
そこで、-1.7段の光量補正をしてみました。

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 【鶴舞公園】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / OLYMPUS STF-22(-1.7) / F11・1/100 / ISO200 / RAW

まだ若干の不自然さは感じるものの、こんなものでしょうかね~。


次の写真も、補助光でシャドー部を起こした例です。

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 【鶴舞公園】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / F8・1/100 / ISO200 / RAW

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 【鶴舞公園】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / OLYMPUS STF-22(-1.7) / F11・1/80 / ISO200 / RAW

上がフラッシュ無し、右がフラッシュ有りです。
これも、1枚目のタンポポと同様、「がく」(で良いのかな?)の部分を、右1灯のフラッシュで明るくしてみました。
フラッシュ光が当たらない背景も少し明るくしたかったので、シャッター速度も少しだけ上げて撮りました。

いかがでしょうか?
フラッシュ無しの方が自然ですが、ここまで来ると、もう好みの問題のような気もします。

そもそも、普段のワタクシだったら、このシチュエーションでフラッシュを焚こうとは思わなかったはずです。
たまたまツインフラッシュを購入し、作例を撮るために出かけたので、あれこれとフラッシュを焚く理由を探していた、というのが事実です。

正に、フラッシュの運用が難しい理由の一つがここにあると思います。

つまり、フラッシュの有無による仕上がりを想像し、どちらが良いかを判断する基準、と言うか経験則が、ワタクシにはまだ足りないのです。

これはもう、写真を沢山撮ることで経験を積むしかないのでしょうね。


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 【八坂町】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / F10・1/50 / ISO200 / JPEG

この色つきキャベツ(笑)は、花びら(?)が重なっているため、花びらの内側が影になって見えません。
フラッシュを当てて、中を覗いてやりましょう。

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 【鶴舞公園】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / OLYMPUS STF-22 / F10・1/60 / ISO200 / JPEG

あれれ?期待していたほど、中が覗けませんね。
これでは欲求不満です(笑)

ツインフラッシュの場合、レンズの外側から光を当てるので、このような直進性が求められる場合、被写体に近づいている時はそれほど光が回りません。
このような用途の場合は、レンズjの先端に装着するリングフラッシュの方が優れていますね。


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 【庵原町】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / OLYMPUS STF-22 / F5.6・1/60 / ISO400 / RAW

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 【庵原町】 OLYMPUS OM-D E-M5 / OLYMPUS MZD ED 60mm F2.8 MACRO / OLYMPUS STF-22 / F4・1/60 / ISO400 / RAW


色々と講釈をたれてきましたが、花マクロの場合はそれほどフラッシュの必要性は感じませんね。
E-M5を始め、最近のカメラは高感度性能が飛躍的に向上しているようなので、フラッシュを焚く必要性をあまり感じないのです。
逆に、昆虫撮影では大活躍すると思います。
フラッシュ光で多少は標本的な写りになってしまうのですが、それにもまして微細な構造が見て取れるのは、大きなアドバンテージになるでしょうから。

残念ながら昆虫が活躍するには、まだまだ寒いようですね。
まぁ、せっかく買ったのですから、もう少し花マクロでも使ってみるつもりですが、昆虫が出てくる夏の暑さが楽しみになってきました。


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by inakichi88 | 2013-02-24 21:43 | 路傍の花
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